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【お知らせ】 志摩観光ホテル総料理長・樋口宏江氏を招聘し特別講演を開催しました。


西日本調理製菓専門学校では、皇室の宿泊や2016年のG7伊勢志摩サミットの会場として知られる志摩観光ホテル(三重県志摩市)の第7代総料理長・樋口宏江氏を招聘し特別講演を5月7日に開催いたしました。
講演では、古くから「御食つ国(みけつくに)」と呼ばれてきた伊勢志摩地域において地元生産者に寄り添い、豊かな食材の魅力と食文化を発信する「伊勢志摩ガストロノミー」の取り組みや、同ホテル第5代総料理長・高橋忠之氏が創始され、鮑(あわび)や伊勢海老など地元の食材・食文化を活かした「海の幸のフランス料理」の「深化」と「進化」の模索についてお話しいただきました。
また、G7伊勢志摩サミット開催時の出来事や、多くの人が訪れるホテルという舞台で、料理人として、レストランだけでなく様々な職種のスタッフとともにお客様をおもてなしする喜びや、後進の育成に当たる日々について、樋口総料理長の想いを伺いました。
最後に学生に向けて、「昨日より今日」「自分らしく進め」「覚悟を持って挑戦し続けること」、そして、「うまくいかない時こそ落ち込んでいる暇はなく、どうすれば乗り越えられるかを考える」と大変力強いメッセージをいただきました。調理や製菓の世界での活躍を志す学生たちにとって思いを新たにする有意義な時間になったことと思います。
樋口総料理長をはじめ、このような貴重な機会を設けてくださいました志摩観光ホテルの関係者の皆さまに厚く御礼申し上げます。

【講演者プロフィール】
樋口 宏江(ひぐち・ひろえ) 氏 
株式会社近鉄・都ホテルズ取締役/志摩観光ホテル総料理長
2008年志摩観光ホテルベイスイート開業とともにフレンチレストラン「ラ・メール」シェフとなる。2014年総料理長に就任。2016年5月に開催されたG7伊勢志摩サミットでワーキングディナーを担当。2017年農林水産省料理人顕彰制度「料理マスターズ」にて三重県初の「ブロンズ賞」を受賞。2019年「ミシュランガイド愛知・岐阜・三重2019特別版」にてフレンチレストラン「ラ・メール」がミシュラン一つ星評価。さらに2024年には「料理マスターズ」において「シルバー賞」、文化庁長官表彰を受賞。

志摩観光ホテル「総料理長 樋口 宏江の想い」
https://www.miyakohotels.ne.jp/shima/topic/information/465/

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